スピード
『カードヒーローって本当におもしろいですね』 しん (shin) |
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前回「中盤に無駄に相手マスターHPを削る無かれ。」で〆ましたが、いくつ以上削ると無駄なのか?は、最後どのようにトドメを刺しに行くかにかかっています。 「己のスピードを知っていますか?」 スピードとは爆発力と言いましょうか、1ターンで相手マスターのHPを削れる数ということです。 例えばコンセプトがアギトで勝つデッキだとしたら、ソウルチャージ仕込んでイッキに7削れるわけです。 「最終コーナー大外から凄い末足!イッキに700m差を詰めてそのままゴールイン!!」といきたいところです。 だからこのデッキで戦う時は序盤に3つ相手マスターのHPを削ったら、ひたすら相手の攻撃を耐えしのぎ、カード条件をそろえて、イッキにGo!です。 当然自分マスターのHPは1になっても良いのです。むしろどうぞ削って下さいなのです。 大事なことは上記デッキの場合、 「アギトで決める前は3つまでしか相手のHPは削ってはいけない。」 ということです。 4以上相手のマスターのHP削る行為はまさに 無駄 です。 相手の石が増え、自分が不利になるだけです。 その場の状況によりますが、先に7削ってあと3つ、という展開も相手は非常に楽になるのでよろしくないです。アギトかましたのに負けましたと言う悲しい展開もありえます。(苦笑) 少し話がずれてしまいますが、 実戦でありそうな例で言うと、 黒対黒、お互い最後の詰めの段階。 こちらの石は十分にある状態、ソウルチャージも1枚手札にあります。 相手も手元にソウルチャージがありますが石は1個。 こちらのHPは3、相手マスターのHPは5。 モンスター2体にバーサクパワーかけて2削って、次の自分のターンにまた同じ行動+ソウルチャージで3削ってフィニッシュが正解。 先にソウルチャージを使い3削ると、相手に3つ石が追加され結果負けます。 出来るだけ相手に石を与えないようにと考えていれば、こんなミスは犯さないでしょうけど。 「己のスピードを知る」 例えば普通の黒速攻デッキだったら、石貯めてソウルチャージ仕込んで最後2Pモンスターいるところにポリスピナー出してイッキに4つ削ってトドメ。 黒ボムキング奇襲ならソウルチャージ仕込んで大爆発!戻ってきた石でさらに他モンスターにバーサクパワー!イッキに6削れるわけです。 もちろん石があればもっとまくれます。 ゲームプランを立て、 相手マスターのHPを削れば相手の石が増えることを忘れず、 手札を整え、 石を貯め、 条件がそろったところでフィニッシュです。 それもこれもまずは自分のデッキのスピードを知らないと始まりません。 序盤からただ削れるだけ削って、最後HP1削るのにソウルチャージが出てくるのを待っているようじゃまるで昔の私です。 まず勝てません。(苦笑) 「来い!ソールチャーージ!!」 |