モンスター=マジック?
『はじめまして!』 ペンギン (penguin) |
モンスター=マジック? |
モンスターカードとマジックカードについて モンスターカードは当然ながらカードヒーローの中心となるカードです。 モンスターがいなければマスターのHPを削ることもモンスターを殲滅することもできなくはないですが、非常に効率が悪い攻め方になるでしょう。 そのため、デッキを作る際はまずモンスターカードを優先して採用していくべきだと思います。 そのあとにマジックカードですが、黄昏の風などさまざまな状況で活躍する汎用性の高いカード以外は採用したモンスターたちの長所を生かすなり、短所を補うなり、すべてモンスターを中心に採用を考えるべきです。 また、採用したモンスターたちのHPが全体的に低いと感じる場合は前衛モンスターの枚数を増やすのもアリ。 さきほども言った様にモンスターが尽きてしまうと圧倒的不利ですから。 ここから本題。 モンスターの中にはマジックカードのような扱い方の出来るカードも存在します。 性格「離脱」のピュアやアサシン、特技がマジックのテトカやラティーヌは分かりやすい例です。 他にも、一見普通のモンスターですがマジックカードのような感覚で使ったほうが有効なのではないかと私が思うカードをここで紹介するのが本コラムの目的です。 ・ポリスピナー 性格「2行動」のモンスター。HPはたったの3ですが、この性格によりカードヒーローにおける必須カードとも言うべき性能です。 しかし、強力だからといってホイホイ置いてしまうのは考え物。もちろん、どうしても倒したい厄介なモンスターがいたり、マスターにダメージを与えたいときはその限りではないですがやはり最も有効なのはフィールドを制圧したときです。このカードは全モンスターの中でもトップクラスに脆いのでできれば相手の陣形が崩れるまでとっておきましょう。 そして何ターンも維持できれば、そのころには勝負は決まっているはずです。 ・シトラス 性格「アシスト」のモンスター。HPは4、しかもレベルアップが無いため考え方によっては先ほどのポリスピナーより脆いです。 しかし、その性格は非常に強力。レベルアップの権利を譲ることができるというのはあの☆8カード福音の鐘と同じ効果といえます。 また、福音の鐘より勝っている点があって、それは相手の高レベルモンスターを倒した場合。この場合は福音の鐘を2回3回と連続で発動したということになります。レベルアップしたそのターンに行動できるのはストーン効率などの観点から見て非常にありがたいです。 このカードもポリスピナーと同じく時が来るまで手札で温存するのがいいでしょう。どこでもやデスチェーンなど遠距離のモンスターにダメージを与えるカードが手札にあれば後衛に置くのも悪くありません。やはり脆いので出来る限り前衛に置くのはできるだけ避けたいところです。 ・ワイルドブル 特技「パワーホーン」が特徴のモンスター。3Pの攻撃であり攻撃された相手にはパワーアップがかかります。主な使い方として、 ①まず、3Pの攻撃であることからマスターにダメージを与えることが出来ます。パワーアップのデメリットは決して小さくないので詰めの場面で使いたいところです。 ②次に、パワーアップが攻撃されたモンスターにかかることに注目します。攻撃と同時にフィールドを去るアサシン、ボムゾウならば3ダメージのデメリットも気になりません。レベルアップを狙う手もあります。 ③最後に、パワーホーンを相手モンスターに使う場合。この場合は正面のモンスター限定ではあるもののサンダーを2コストで放ったことになります。そのターンのうちに攻撃したモンスターを処分してしまえばパワーアップのデメリットも気になりません。 また、②と③の応用としてデスチェーンとのコンボがあります。味方モンスターをデスチェーン→パワーホーン。つまり、相手モンスターに3D、自分モンスターのパワーアップといわばいいとこ取りです。 HP6なもののレベルアップなしは案外脆く、このように様々な状況で活躍できるのでできればこのカードも手札で温存したいところです。 ・グングニエル 特技「なぎはらい」のモンスター。自分が前衛に、前のモンスターを後衛に下げるといういわば擬似ワープの特技を持っています。 通常の白対白殲滅合戦においてヤンバルの前の前衛が倒されたとしましょう。この場合相手は無警戒になりやすくあっさり盾を張らずにターンエンドしてしまう場合があります。そのときに活躍するのがこのカード。ウェイクアップと併用し相手の意表をついてやりましょう。 もちろんマジックカードのワープでも同じことは出来ますが始めに書いたとおりこのカードはモンスターなので手札事故の原因になりにくいという長所があります。中でもこのカードはこのコラムにおいて前衛として最低レベルのスペックをもつ唯一の存在なので気軽に採用しやすいです。 最後に これらはモンスターカードとしてはクセが強く扱いづらさが目立ちます。しかし、これらのカードは時としてマジックカードに匹敵する絶大な効果を得ることが出来るのです。 もし、デッキにアクセントが欲しかったり、マジックカードを増やしたいけど手札事故が怖いという方はこれらのカードを採用してみてはいかがでしょうか。 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。 |