TOP > 部室 > 札界の入り口 > いろいろ。 > 【コラム】美しいカードデザイン

【コラム】美しいカードデザイン

いろいろ。に戻る

ひいら 『更なる高みを目指して』 ひいら (hiera)
【コラム】美しいカードデザイン
カードヒーローの百数十枚あるカードの中から
特にデザインが素晴らしいと思うカードを数枚選んでピックアップ。

前衛モンスターという名の後衛モンスター
『ボムゾウ』
HP、パワー、攻撃範囲など、あらゆる全ての点において
少しでもずらすとバランスが崩れてしまう、それぐらいの完璧さ。
プレイヤーのスキルレベルを計る1枚になるのはもはや必然。

DS版追加カードの中でもシンプルかつ奥が深い
『ヒートロン』
5/2→5/3というシンプルなボディに
回復すれば1Pうpというシンプルな特性が加わることでこれまた味のあるカードに。
ホワイトマスターならば必ず入っているというわけではありませんが、
決定力を少なからず押し上げたカードであることには違いありません。
これでシゴトにんが弱体化していなかったら
アサシン・ピュア・ヒートロン というダメージソース3連星になったのですが。

後衛を制する者がバトルを制す
『ケッコウ(キラービ)』
ボムゾウと並んでHP、パワー、攻撃範囲、コストが綺麗に噛み合った1枚。
ホワイト対決ならばこのカードの出現が流れを変えることも多々あったが
DS版ではブラックの台頭により出番が激減。
vsホワイトでもどこでもシトラスでいいよねっていう悲しい子。

逆転力にして抑止力。
『ナイリー(マージス)』
なんだかんだでコイツのHPとかパワーとかは凄い駆け引きを生み出してる。
ほっとけばただのガンター(ガンタス)。そう思っていた時期がありました。
だけれども相手に出されるとそれはガンタスよりもヤンバルよりもピグミィよりも、
もしかしたらモーガンよりも嫌な目の上のたんこぶ。白使いにとっては。

魔性の数字、それは2。
『パワー2』
防御に使うならばパワーは0にしてくれた方がいい。
けれど、それが2だからこそ攻撃にも使える。
むしろマスターのシールドが2パワー分であることに感服すべきか。
凄い凌ぎ力でありながらコストが1。パワーダウン涙目。
まぁコスト1だからこそ活躍するカードではあるけれど。
1コのマジックの中では汎用性が抜群すぎる。

僕たちは、バレーボールをしていたのか?!
『ローテーション』
カードヒーローのように陣形が重要な意味をなすゲームの場合、
「ワープ」のようなカードが作られるのは必然と思うんだけど、
この発想はなかなか出てこない。開発スタッフにバレーボール好きがいたと予想。
そのワープとのパワーバランスも絶妙すぎる。
僕はローテーションの方が僅かに強いと思うけれども。

ミイラ取りがミイラになる。
『マスターチェンジ(エクスチェンジ)』
ただ単にマスターの特技を入れ替えるだけならば
白が黒攻略に与えられた最終兵器でしかなかったのだけれども、
テキストに書かれていないもう一つの効果、
「お互いのマスターに付いている全ての効果を消す。」
があることによって幅がぐっと広がっている。
まぁそれでも対黒ありきなんだけれども。
アマノジャクさんが「それって白より黒の方が強いってことなんじゃ」
とおっしゃっていましたが、
黒は終盤に強く、白は序~中盤に強い。(と思いたい…)
その両方をいいとこ取りできるのがマスターチェンジなんだと思う。

カードゲームはやっぱり「カード」がルールを作るもの。
次回作はもっと美しいカードが増えたらいいなぁ。