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[カーヒー理論]ドロー確率について

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[カーヒー理論]ドロー確率について
 カードゲームは基本「カードを引く」ことでゲームが始まります。そこで、デッキとドロー率について今回は話そうと思います。
[ドロー率について]
 カードゲームにおいてはここぞという時にカードを引けなければお話になりません。サレンダーで終了です。そこで、デッキ枚数、ドロー枚数に応じた特定のカードを引く確率を求める計算式がデッキ作成の際にあると便利になります。
 計算式は以下の通りです。
 x枚中b枚引く内に、y枚あるカードをa枚ひくとしたとき、
      yPa*(x-y)P(b-a)*bCa/xPb
(yPa*xP(b-a)*bCa/xPbではJr.で正しく確率が計算できませんでしたm(__)m)
なにがなんだかさっぱりの方は「順列」「組み合わせ」で数学用語を探すか数学Aのできる方に計算を頼んでください。
もちろん当サイトのチャットにいればボクでも構いません。
具体的な確率として、Pro.で3枚積みのカードを初期ドローで1枚引く確率は40.79%になっています。
以下Pro.上でのまとめ
   1枚   2枚  3枚
3枚 40.79% 4.43% 0.08%
2枚 33.10% 1.72%  /
1枚 16.55%  /    /
[確率論から見る「規制」]
 ヤミーはフレンドルール上で禁止となっているのはwi-fi対戦をやっている方はご存知かと思います。ではそれは確率論において妥当なのか?
ヤミーが1枚でも機能することを考慮すると、禁止の方がいいと思われますが、初期ドロー率16.55%(約6回に1回)ですから、1枚規制でもさほど問題はなさそうです。
 では、「1枚制限」(厨二sの「メガカード」「ギガカード」)オリカはどうでしょう。実は、ドローさせないだけでなく別な役割もはたしています。それは、

         簡単に何度も使用させない

です。大事なことなので真ん中に書きました。つまりこれらに指定すると、これらのカードを軸にしようとした際に枠が限られてくるということに繋がります。
ちなみに規制オリカの大半はマジックです。したがって当然、それらを軸にすると大量の回収カードが必要になり、その他の枠が減り、ペースダウンに繋がります。
要するに、制限の概念は確率だけでは語れないのです。
 参考になりましたでしょうか。これらのことを理解していただけるとよりよいデッキやオリカが作れるようになると思います。
以上、いろいろと検証したくなるブラストでした。