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第二回カード考察 エル・ソル

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ドラゴン 『赤の開拓者』 ドラゴン (dragon)
第二回カード考察 エル・ソル
自分のブログの考察等を内容そのまま転載シリーズ。
今改めて取り上げるのもまた新鮮かな、と。
http://ameblo.jp/dragon-ch/entry-10069603668.html


■はじめに
カード考察は基本的に初心者~中級者さん向け・プロルール・レアリティ8無しでの考察となっております。
上級者さんにも役に立つような考察もできるだけしていくつもりですが、あまり期待はしないで下さい~


■基本考察
Lv1時の能力が他前衛と比べて少し貧弱なので対人戦ではあまり見ないエル・ソル。
ですが数少ない貫通能力を持っているので使いこなせば圧倒的な殲滅能力を発揮するカードです。


エル・ソル
Lv1 HP5 通常 1P
        特技 2P 貫通 ストーン1消費
Lv2 HP5 通常 2P
        特技 3P 貫通 ストーン1消費

備考
・貫通は1距離ごとに1Pずつ減る
・パワーアップ等を使って特技を強化可能
・前衛時、反対側の前衛にも特技は届く(1距離離れているので-1P)

気合ダメしても3Pにならず(=相手にとって脅威にならない)、HPが一時的に6になるだけなので瞬殺されるか放置されるか、な比較的扱いにくいモンスターです。
それに特技を使っても味方モンスターに相手後衛モンスターへのダメージ源がなければあまり意味がありません。
ではどうやって運用していけば良いのでしょうか?

ポイントは「Lv1の期間<Lv2の期間」です。
できれば召喚と同時にLvUPするのがベスト。
出来る限りLv2でいる時間を増やせばかなりの戦果が期待できます。


■対モンスター考察
LvUPの狙いはズバリ『後衛モンスター』。
他の自モンスターが後衛を狙える状況以外では出来るだけ出さないほうが良いです。
アタックは貧弱、特技はストーン1消費と敵前衛に対してコストパフォーマンスが良いとはいえないからです。
他に前衛がいない等により出した場合は必要な時以外は極力特技を使わないようにしましょう。
簡単且つ無駄に石不足に陥ってしまいます。


■モンスターとの連携考察
ボムゾウ、アーシュ&ロロ等の後衛に攻撃が届く前衛、バルキャノン、ピグミィ、マージス等の後衛から後衛へ攻撃が届く後衛と相性が良いのは言うまでもありません。
これらのサポートを受けて素早くLv2に育てましょう。


■マジックとの連携考察
一見、どこにでも攻撃が届くスパーク、全体攻撃のブラックレイン、大地の怒り等のモンスターに直接攻撃ができるマジックと相性が良さそうですが、それらのマジック+特技+LvUPで消費ストーン数が簡単に3を達してしまいます。ので(ストーンがある程度余ってるのであれば有効な手段になりますが)あまりオススメできません。

ローテーション、ワープといった移動系マジックは相手の場を操作できる=効率よく無駄なくダメージを与えれるので相性は悪くありません。が、『エル・ソルの為に使う』のではなく『他の目的があって使用し、あわよくばエル・ソルとの相乗効果を得る』ぐらいの考え方のほうが良いでしょう。
どっちにしろストーン消費量が激しいので。

基本的にマジックと組み合わせるとストーン消費量が半端無いのでマジックよりモンスターとの連携を重視する方が良いといえるでしょう。
それだけ「ストーン1個消費」というのは重いものです。


■マスターとの相性
・ブラックマスター
HPは5と低いのであまり相性は良くありません。
殲滅型は投入の余地はあります。
大地の怒りの後ならかなりLvUPしやすい・バーサクパワーで貫通を強化しつつ消えれるというのは黒の特権ですね。

・ホワイトマスター
いうまでも無く一番相性が良いマスター。
ストーン消費が少し激しいですがウェイクアップがあるので隙を見て即LvUPを狙えます。
倒されやすい、狙われやすいという弱点も鉄の盾である程度カバーができるので、永い事粘れるのもポイント高し。
永く粘れば粘るほど殲滅能力が発揮されますからね。


■基本的な立ち回り方
・前衛時
理想としては上の方でも書いてある通り、味方の援護等をうけて早々にLvUPします。
できなかった場合、ストーンにある程度余裕があって尚且つ特技を使ったほうが有利になると判断するのなら惜しまず使っていきましょう。
逆にそれ以外だと極力気合ダメで耐えるかアタックで凌ぎましょう。

次に、LvUPした場合です。戦況例を見てみましょう。
①エル・ソルの目の前の敵前衛後衛にモンスターがいる
②エル・ソルの目の前の敵前衛後衛にモンスターがいない
③エル・ソルの対角線上の敵後衛にモンスターがいる
④エル・ソルの対角線上の敵後衛にモンスターがいない
⑤エル・ソルの対角線上の敵後衛に準備中のカードがある

様々な戦況が考えられますが、エル・ソルの狙いは三方向に定められます。
壱 自分の目の前を貫いてその殲滅能力をいかんなく発揮。
弐 マスターからダメージを奪いつつその後ろにいる後衛にもダメージを与える。
参 反対側の前衛に攻撃して味方のLvUPを補助する。

ダメージ的に一番効率が良いのは壱の行動ですね。なので特技による殲滅能力がエル・ソルの真骨頂といえるでしょう。

①の戦況時で壱の行動を続けていると大概は2、3ターンで②の状態になります。(できれば2対同時に撃破したいトコロ)
そうしたら最低でも1ターンは②の状態になりそうですので、次の狙いは弐か参になります。
自分のターン時で②③の状態であれば、戦況にもよりますが弐の行動を優先させましょう。
通常、デッキに投入される後衛モンスターは前衛モンスターよりも圧倒的に数が少ないで後衛を早めに潰しておいたほうがグッと有利になるからです。
殲滅の基本ですね。

逆に④の状態だとマスターへの攻撃は避けたほうが良いかもしれません。
ストーン1個でマスターに1Dは悪くはないのですが・・・・ここらへんは相手とのHP差で判断しましょう。

⑤の状態で、ウェイクアップが使える、エル・ソル以外で後衛に対して攻撃できる、という状況ならウェイクアップしてから弐の行動をとるのも有効です。
相手の反撃の芽を潰すことができ、ついでにマスターへダメージを与えれます。

相手手札にも注目しましょう。
相手手札が多く、エル・ソルやその他の味方モンスターのHPが相手のLvUP射程圏内な場合、下手に削ってもすぐLvUPされる可能性がある為、殲滅せずに弐の行動で後衛を削りつつ(潰しつつ)マスターのHPを奪っていく方が有効な場合が多いです(あえて削るという選択もありますが)。

逆に相手手札が少ない場合だと殲滅に専念したほうが良いです。
簡単に手札不足に追い込めますし、たとえドロー5で盛り返されても『貴重なストーン2個と貴重なドロー5をわざわざ使わせた』と考えればそれだけでも充分に意味があります。


・後衛時
やむを得ず後衛に召喚した場合、ストーン1個で対角線側の相手前衛に1P、目の前の味方に2Pそしてその前の相手前衛に1P、しか与えられません(Lv1時)。
あまり効率の良い選択とはいえないので後衛モンスターとして召喚するのは極力避けましょう。


■まとめ
エル・ソルが入るデッキタイプはいうまでもなく殲滅型です。
そして上記にもある通り、Lv2にならないとあまり活躍ができないモンスターです。逆にいうとLv2になるとかなりの活躍ができるともいえます。
なのでいかに素早く無駄石を使うことなくLvUPできるかがカギになるでしょう。

類似モンスターとしてジャレスがいます。非常に強力なモンスターですが、ストーン消費2個と燃費が悪く小回りがきかないといった欠点があります。
その欠点を嫌う人にもこの小回りのきくミニジャレスことエル・ソルをオススメします。


突っ込み所満載だとは思いますがw何かご意見・ご感想あればいただきたいものですね。

以上ドラゴンでした~☆