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2010.7.28 前作コラム「マッコイの秘密」後編

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ハクシ 『2010.7.28 コラム追加』 ハクシ (whitepaper)
2010.7.28 前作コラム「マッコイの秘密」後編
a.何もせずターンエンド
b.チャーミにマスターアタック(相手S3→0、チャーミHP6→4)

2-a.
まず、a.の手の場合から考えてみる。

・(B)チャーミが(m)相手マスターにあっかんべ(自分S3→1)
・(A)ヤミーが(m)相手マスターにいただきぃ(自分S1→0→2、相手S3→1)
・(C)ウズフラーがぺロリストーン1個(自分S2→1、相手S1→0)
・ターンエンド
?????
(d)

(m)
0
HP10/10
ホワイトマスター
[P]
[M]
(c)

(b)

(a)

ヤミー
(A) ヤミー

Lv1
HP5

[P]
[S]
[M]
[!]
ホワイトマスター
[P]
[M]
HP2/10
1
(M)
フール
(B) フール

Lv1
HP6

[P]
[S]
[M]
[!]
ロブーン
(C) ロブーン

Lv1
HP4

[P]
[S]
[M]
[!]
(D)

????
ルール:Pro
挿入用フィールドコード:
このフィールド図をエディターに送る
2ターン目先手終了図
↑の様な状況を☆とする

1ターン目終了時に比べ、ストーンが1つ多い事に気づいていただけただろうか。後手側が何もしなかった場合、先手側は毎ターン1つずつストーンが貯まっていくのである。こうなると、ある程度ストーンが貯まったら、
・チャーミは毎ターン相手マスターにあっかんべ
・ヤミーがきあいためとあめパンチを交互に
・ウズフラーが残りのストーン分ぺロリストーン
を繰り返す事で確実に勝利できる。

つまり、「☆の状況を維持しつつ、ストーンを貯める事ができれば必勝」なのである。
以上のことから、相手がa.の手を取る事は有り得ない。

2-b.
次に、b.の手の場合を考えてみよう。

・(B)チャーミが(m)相手マスターにあっかんべ(自分S3→1)
・ターンエンド((A)ヤミー、(C)ウズフラーきあいため)

この場合、☆の図と比べ、チャーミのHPが減っている。これでは、次の後手のターンの終わりにはチャーミが倒れてしまう。言い換えれば、チャーミのHPを維持できさえすれば、完全ロックが成立しそうである。
さて、せっかくチャーミの後ろが空いている事であるし、HPを回復できるモンスターはいなかっただろうか?
……そう、マッコイである。

3.マッコイの秘密
では、チャーミの後ろにマッコイを置いた場合を考えてみよう。

・(B)チャーミが(m)相手マスターにあっかんべ(自分S3→1)
・(D)マッコイが(B)チャーミにヒーリング(チャーミHP4→6、自分S1→0)
・ターンエンド((A)ヤミー、(C)ウズフラーきあいため)

☆の図と比べ、ストーンが1つ少ない。マッコイがストーンを1つ消費するためストーンは貯まっていかないのである。

では、マッコイの特技がノーコストだったらどうなるかもうお分かりだろう。後手側が、b.の手を取ろうとも毎ターン1つずつストーンが貯まっていくのである。思い出して欲しい、「☆の状況を維持しつつ、ストーンを貯める事ができれば必勝」という事を。つまり、後手側は成す術もなく負けてしまうのである。

マッコイの特技がノーコストでない理由、即ち「マッコイの秘密」とは、「ホワイト対決においての1ターン目からの完全ロック防止」なのである。

■追記(2010.7.28)
ある方の助言で気づいたのですが、b.の手の後、メイクストーン連打でモンスターをセットされたら、ロックを抜けられてしまいます。完全に盲点でした。
このコラムの存在価値が無くなってしまったけど、一応残しておきます。